ぼっちのライブ日記

ライブのために仕事する。

■THE King ALL STARS presents KING ROCKERS Vol.3■

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Date:2018.8.22(wed.)in 恵比寿LIQUIDROOM

【出演】
ザ・クロマニヨンズ
THE King ALL STARS


先週の疲れも癒えぬまま、またもややって参りました恵比寿リキッドルーム。ここはもう何度も来ているのでさすがに迷わずに来られます。(そうなるまで、何度迷ったことか。)
JR恵比寿駅より徒歩5分ほどの古くて年季を感じる小さなライブハウスです。実は私ここの音響がイマイチ合わなくて、いつも終わると耳がわんわんしちゃうんですけど、今回はなぜか大丈夫でした。


今回のライブはあの!若大将こと加山雄三さんが豪華な仲間と組んだスペシャルバンド、『THE King ALL STARS』プレゼンツのツーマンライブです。毎年若大将がイカしたバンドをゲストに呼んで行うライブで今年3回目のゲストに我らがザ・クロマニヨンズが呼ばれたのです!!ヒャッホー!!


午前中にも予定があったので、バタバタと急いで向かったものの、やっぱり到着はかなりなギリギリの時間。今回は整理番号が2桁半ばだったので焦っちゃった💦

狭い会場に入ると、もうマーシー寄りは埋め尽くされてる。やっぱりそうか。でも!ど真ん中が空いてたので3列目辺りに食い込みました。始まったらいつも弾き飛ばされて見えなくなっちゃうから今日は頑張るぜ!

待ってる間のこの時間。ぼっちにとってはとても長い時間です。しかも今日はケータイの電池があんまりないので暇つぶしもできず。BGMを楽しんで、あとで「○○がかかってた!」なんて事をつぶやく羨ましい方もいますが、なんたって洋楽はビートルズ以外ほとんどわからんのです。やっぱり自分が一緒になって熱唱できる歌が好きなんですよね。そしたら英語覚えればいいのに。うん。何回かチャレンジしたけど無理でした。

なんて事を考えているうちに薄暗くなる場内。
きた!今日はなるべく後ろから押してもらってもう少し前に食い込みたいところですがちょうどすき間に入り込めたのでここで楽しみたい!右斜め前のもじゃもじゃ頭のおじさんの後ろには行きたくない!それだけ気を付ける!しかし今日も圧すげーな!

加山雄三さんのヒットソングが流れ(たよな笑)現れる我らがヒーロー、クロマニヨンズ
うわぁぁぁ~~~!!やっぱかっけーー!鼻くそ飛ばしながら現れるヒロト、かっけーーー!
会場も一気にヒートアップする中、やっぱりスタートは『ナンバーワン野郎』からのどん底、タリホーの流れは先週と同じ。次(かわかんないけど)にいきなり『オートバイと革ジャンパーとカレー』が!!おーー!久しぶりに聴くぜ!(多分笑)やっぱりツーマンで前回より時間があるのでたくさん聴けそうです。

しかし今日はなんか調子が悪い……ここんとこずっと台風が来てて喘息持ちの私はずーっと咳と呼吸がおかしかったりして、密集して蒸し蒸しとしたこの空間がちょっと辛い。変な汗がいっぱい出てきた。
ヒロトーーー!とか叫ぶたんびに頭がクラクラする。いや、これはきっと気のせい。

なんて余計な事を考えていたらイントロが流れて頭の中急にぶっ飛んでうわぁぁぁぁぁぁぁぁって叫んでた。私がクロマニヨンズで1番好きな歌、『スピードとナイフ』が始まった!!!
いつ以来だろ?去年のフェス以来だな。あー、もう大好き♪♪♪

あのね、ブルーハーツが解散して、ハイロウズを聴いてはみたんだけどどうもやっぱり何かが違って、しばらく彼らの音楽から離れて、その間もブルーハーツだけはアホみたいに聴いてたんだけど、いつの間にかCMとかでクロマニヨンズになったヒロトマーシーの歌が流れるようになって、それでも興味が持てずにいた。でも最初の記事にも書いたように、急にまた彼らに会いたくなってYouTubeで初めて聴いたのが『スピードとナイフ』だった。

衝撃を受けた。何にもない空間で、ただターンテーブルみたいな所に乗っかった彼らが歌ってるだけなのにものすごい衝撃を受けた。ヒロトの前髪に……じゃないですよ(笑)いつの間にか歳を取ったヒロトが歌うその音楽が全く、何にも変わってなかったから。『変わらないものなんかひとつもない』と歌うヒロトの音楽が、あの頃のまんま変わってなかったから。それでぶわぁーって涙が出てきたんだ。

そんな私にとってものすごく大事な歌は、時々ライブで演ってくれるんだけど、やっぱりね前奏がかかると鳥肌がぶわっと立って涙が出てくるんだ。聴けてよかった。ほんとに良かった。ありがとーー!

でね、そんな感傷に浸りながらテンション上がってたら私の左隣で「イタイイタイイタイイタイ!!」とか声が聞こえて、大阪弁の女の人が隣のごつい兄ちゃんに文句言ってんの。お兄ちゃんも「うるせえな。嫌だったら後ろ行けや!」とかケンカ始まって、まじかよ。やめろよ。集中させて。
あのさお姉さん、こんだけ前にくい込んでてイタイって文句言うのはないわぁ。避けるか下がるかしろや。お兄ちゃんも少しは気を使え。私思わず「はい、ケンカやめて。もったいないから。」って言っちゃった。あんたらね、その間もロックンロールショーは続いてるんだぜ?

ケンカも落ち着いてヒロトがやりてぇ~!頃には会場はますますヒートアップ!途中でマーシーが若大将の曲ギターで弾いたりしてうわーって盛り上がってきたら、なんと!例のお姉ちゃん、私の前にジワジワくい込んできやがった!やばい!と思った時には遅し。大阪姉さんに追いやられてなんとあのもじゃもじゃ頭のおじさんの真後ろにきてしまった!わー、全然見えない!もじゃもじゃで!

後半ぶっ飛ばしタイムはまたもやすぐそこにいる彼らをおやじの隙間から垣間見る状態に!もうなんでもいいや!頭もクラクラしてるし、叫ぶと意識が飛びそうになってる。最後のクロマニヨンストンプは「人間!人間!」叫びながら『あー、もうダメだ。死ぬかもしれん』と思ってた(笑)

燃え尽きたよ。全身、マーシーパンツまでぐしょぐしょだよ。またきったねぇおばさんが出来上がったよ。かなりの出来栄えだよ。とりあえず何か飲み物をsomething to drinkをプリーズ・プリーズ・ミーです。違うか。


クロマニヨンズでかなり長くなってしまった。
でもでも、次の若大将率いる『THE King ALL STARS』これがね、もうなんと言うかめっちゃかっこよかったんですよ!加山さんあの人化けもんだよ。81じゃないよ。ほんとに今も変わらない。歌声も、ギターも、めちゃくちゃかっこいいの。

メンバーもとっても豪華なんだけど、長くなるから端折ります。気になる方は調べてみて(笑)
メンバーがステージで演奏を始めると、ん?なんか聞いたことあるメロディだなー。と思っていたら若大将登場!歌い出した歌がなんと!ブルーハーツの『青空』だったんです!もーーー!まじかよー若大将!泣くだろー!!会場大合唱ですよ。もちろん私も。

そっからは英語のハワイアンなロックンロールやカントリーミュージックプレスリーのカヴァーや、そしてそして!アンコールにはあの名曲、『君といつまでも』と『夜空の星』を歌ってくれました。でね、気付いたんだけど皆さん知ってます?加山雄三さんて『君といつまでも』のセリフ「幸せだな~」って言う時、鼻の横を人差し指でこするでしょ。あれ、よく真似されますよね。あれって歌の時だけじゃなくて普通にMCの時もやってたんですよ!クセなんですね。1人でおぉーって思っちゃった。


という事で最後の方雑になりましたが、今回のライブもんのすごく疲れたけどサイコーーーっに楽しかった!!『King ALL STARS』余裕があったら見に行こうかなー。マジでかっこよかった!
余韻に浸りながら家路に着く。
どうしてもラーメンが食べたくて途中何回もお店に入ろうと思ったのに迷ってるうちに家の近くまで来てしまったので、結局家でスーパーカップを食べました!

次回!来週水曜日の『タカヒロキ』でお会いしましょう♪♪




■THE King ALL STARS presents KING ROCKERS Vol.3■

※出演アーティスト
ザ・クロマニヨンズ
THE King ALL STARS

ザ・クロマニヨンズ セトリ
(今回もクロマニアンのHさんからの情報です!Hさん、ありがとうございました!)


ナンバーワン野郎
どん底
タリホー

オートバイと革ジャンパーとカレー
エイトビート
突撃ロック
スピードとナイフ
グリセリンクイーン
草原の輝き
ペテン師ロック
エルビス
雷雨決行
紙飛行機
ギリギリガガンガン
クロマニヨンストンプ

@恵比寿リキッドルーム